またも上海。
上海は昔から経済の中心地だっただけあって、
あちこちに見どころあります。
豫園
みなさん、中国の昔ながらの建物ってどんなイメージがありますか?
↓みたいなイメージではないですか?


豫園は明代に作られた庭園で
1577年に造園されたそうです。

つまり、豫園っていうのは庭園部分を指していて、
回りの建物は、ショッピング施設なんです。
食事処もあります。
写真残ってなかったですが、おいしい小籠包を食べました。
本場で食う中華料理は美味いです。
僕は横浜に住んでるんですが、横浜中華街も負けてないですけどね。
下は横浜中華街の名店 聘珍樓です。
夜はライトアップされ過ぎなくらいです。
1階部分を見てもらえばわかりますが、
普通に店舗が入っています。


向こうに森ビルとジンマオタワーが見えますね。

豫園商城って書いてますよね。
商城ってのはショッピングモールとか百貨店みたいな意味です。


僕はウィンドウショッピングはしないタイプなので、
お店に全く入らなかったのですが、
買い物好きの方にはおすすめです。
場所は、昨日記事に書いた、外灘の少し南にあります。
地下鉄10号線の豫園駅から徒歩10分程度です。
静安寺
中国は共産主義体制ですので、
宗教を認めてないかと思ってましたけど、
静安寺というお寺がありました。
宗派は真言宗。




敷地も広くて立派なお寺です。
新しい建物で、夜なんか金ぴかにライトアップされてて
うさん臭いお寺になっちゃってますが、
歴史は古く、247年、呉の孫権の命で建てられたんだそうです。
名前も場所も今とは違ってたそうです。
名前も場所も違うなら、それはもう別の寺じゃん!
って思いますが、
どうもそうらしいんです。
真言宗だけあって、
日本から遣唐使で空海が来ています。
うどん食べに四国に行きますが、
四国八十八か所のルーツの一つが
ここにありました。
なんでこんなに新しいのか不思議に思って調べたら、
毛沢東の文化大革命のときに
仏像など徹底的に破壊されたしまったそうです。
その後、寺を改築してプラスチック工場になってしまい、
挙句、火事が起きて廃墟になってしまったのが1972年の出来事。
1984年から再建が始まり、
1991年に対外開放されたばかりの本当に新しい建物です。

改修中なのかわかりませんが、
コンクリ打ちっぱなしの部屋に
仏像が置かれてます。

欄干がラーメン丼ぶりと同じ模様です。


静安寺の場所は、
地下鉄2号線、7号線が止まる静安駅のすぐそばです。
全然話は違いますが、静安寺の地下街に
ココイチがあるので、よくカレー食べてました。
日本と違って、中国ではココイチはちょっとおしゃれなお店って扱いです。
田子坊
田子坊は、上海の古いレンガ造りの街並みを改修して、
路地裏のバーやショップがたくさん集まっている町です。
欧米人もたくさんいます。




こんな感じのおしゃれな飲み屋がたくさんあります。

人民服来た変な人形があります。
ちっとも可愛くないです。

こんな感じの細く入り組んだ路地裏に店が立ち並ぶ街が田子坊です。
探検気分でどんどん奥に進んで適当に建物入ったら、
ただの民家で、住人に怒られたことがあります。
お店と民家の区別が付きにくいので注意です。
地下鉄9号線の打浦橋駅から徒歩すぐです。
中国には何度も行ってるけど、
チャイナドレスの人を見たことがないです。
あれは満州族の民族衣装ですから、
漢民族は着ないんですね。
むしろ横浜中華街の方が、チャイナドレス来てる人いますよね。
チャイナドレス嫌いな男はいないんじゃなかろうか。
今日はこのぐらいで。