映画『カメラを止めるな!』を観てきました。
本ブログは普段、旅行ネタばかり書いてるのですが、
映画を観て感銘を受けたのは久しぶりだったので
思わず記事にしちゃいました。
ネタバレは絶対にしたくないので、
輪郭は柔らかに、想いを書いてみます。

目次
カメラを止めるな! (公開情報のみでネタバレ無し)
『カメラを止めるな!」を知ったきっかけ
とあるサイトで、
「カメラを止めるな!」は全人類が観た方が良いという
ずいぶんと大げさな記事を見かけたんです。
『世の中のすべてのハリウッド映画は
必ず「全米No.1」になったことがある』
という説が成立すると私は思ってます。
なので、これもまた誇張されたキャッチコピーだろうと、
斜に構えて記事を読み進めたのですが、
こいつはどうやら本当に面白そうだなと判断。
ネタバレは嫌だったので、途中で記事を読むのをやめました。
下手にどっかのサイトでネタバレ喰らうよりは
とっとと映画を観てしまおう!
ということで、2時間後には川崎チネチッタに到着。

楽しそうなことにはフットワークが軽いんです。
今年初めての映画館でちょっとワクワク。

『カメラを止めるな!』を観た感想
レイトショーなのに、観客が多くて驚きました。
人気なんですね~。
ほぼ事前情報無しで「チネチッタ」まで来たのですが、
広告ポスターを見る限り、
「ゾンビ映画なんだな」と思ってました。
わたくし、親がホラー映画マニアだったこともあり、
幼少期からホラーのエリート教育を受けてきました。
幼稚園の友達がアンパンマンを観てる頃に、
わたしはバタリアンを観てたんです。
「俺はゾンビ物にはうるさいぞ!」と身構えつつ
ポップコーン食いつつ鑑賞開始。
廃墟が舞台で、出演者は映画の撮影クルー。
撮影を進めるうちに、クルーがどんどんゾンビ化していくというストーリー、
・・を撮影する人たちのストーリーだったんだ!
ということに劇場で初めて気付きます。
これ以上はネタバレになるので触れません。
一言で言うなら「ゾンビ映画ではない」です。
涙が出るほど笑ったのは久しぶりだった、
ということだけ書いておきます。
「なるほど!これはそういうことだったのか(笑)」という場面の連続。
序盤の違和感がどんどん解消されています。
映画に疎いもので、知ってる役者はいなかったのですが、
どなたも素晴らしい演技でしたし、
本当に素晴らしい映画でした。
大人料金1800円を支払っての映画鑑賞でしたが、
1800円だけじゃ申し訳ないと思い、
800円のパンフレットを購入したくらいです。

このパンフレットが欲しかったわけではありません。
良い時間を過ごさせてくれた、映画関係者に感謝の意を込めての購入です。
たま~にありますよね。
支払ったお金以上の価値を提供されると、
申し訳なくなる気持ち。
この「カメラを止めるな!」は
そんな気持ちにさせてくれる映画です。
パンフレットの表紙にも書いてますが、
「完全ネタバレ仕様」なので、
映画観る前にパンフレット購入しないようにご注意を。
『カメラを止めるな!」の受賞歴
人間は権威に弱いものです。
この『カメラを止めるな!」は
賞なんかに関係なく素晴らしい映画ではありますが、
立派な賞を受賞した映画じゃないと信用できない
という人もいるかもしれません。
つらつらと受賞歴を書いてみます。
- イタリア「ウディネ・ファーイースト映画祭 2018」
シルバーマルベリー(観客賞2位) - ブラジル「ファンタスポア2018」
インターナショナルコンペ部門 最優秀作品賞 - 日本「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」
ゆうばりファンタランド大賞(観客賞) - 日本「ゆうばり叛逆映画祭2018(日本)
特殊効果賞、優秀作品賞
招待上映
- ドイツ「ハンブルグ日本映画祭 2018」
- ドイツ「ニッポンコネクション 2018」
- チェコ「第53回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭」
- 韓国「プチョン国際ファンタスティック映画祭2018」
- カナダ「ファンタジア国際映画祭」
- アメリカ「ニューヨーク・アジア映画祭」
- 日本「さぬき映画祭2018(日本)」
- 日本「熱海映画祭」
ちなみに、私は映画に疎いので、
これらの賞や映画祭がどれほど権威のあるものか全く知りません。
「イタリア」とか「国際映画祭」ってなんか凄そう!ってだけです。
『カメラを止めるな!」の上映館情報(7/24時点)
都道府県 | 劇場名 | 公開日 |
---|---|---|
北海道 | シアターキノ | 8/4~ |
青森 | フォーラム八戸 | 8/10~ |
岩手 | フォーラム盛岡 | 8/17~ |
宮城 | チネ・ラヴィータ | 8/10~ |
山形 | フォーラム山形 | 8/17~ |
山形 | フォーラム東根 | 8/31~ |
福島 | フォーラム福島 | 8/31~ |
埼玉 | イオンシネマ大宮 | 上映中 |
東京 | K’s cinema | 上映中 |
東京 | 池袋シネマロサ | 上映中 |
東京 | ユーロスペース | 上映中 |
神奈川 | チネチッタ | 上映中 |
神奈川 | シネマ・ジャック&ベティ | 8/11~ |
長野 | 松本CINEMA セレクト | 8/18 |
長野 | 上田映劇 | 9/8~ |
愛知 | シネマスコーレ | 上映中 |
大阪 | シネ・リーブル梅田 | 9/15~ |
京都 | イオンシネマ京都桂川 | 上映中 |
広島 | 横川シネマ | 近日公開 |
広島 | シネマ尾道 | 9月 |
福岡 | ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 |
上映中 |
大分 | 大分シネマ5 | 7/28・7/29、8/18~ |
別府 | 別府ブルーバード劇場 | 8/4~ |
宮崎 | 宮崎キネマ館 | 8/25~ |
鹿児島 | 鹿児島ガーデンズシネマ | 8/25~ |
おわりに
怖い映画じゃないですので、
ホラー苦手な人も全然大丈夫。
血のりがいっぱい出てきますが、
映画の中でも「血のり」として扱っています。
私はホラー好きですが、
ハッピーエンドの映画が大好きなんです。
バッドエンドは嫌い。
この映画は何も考えずに笑えるし、
出演者全員が一丸となってハッピーエンドに向かって全力で突き進むので、
観客は自然と応援してしまうと思います。
感動出来るところもあるし、
映画の魅力が詰まった作品で
贅沢な時間を過ごせたなって思えました。
映画館でなくても十分に楽しめる作品なので、
間に合わなった人も、レンタルやamazonでも観てみてくださいませ。
上映情報に誤りなどありましたらお知らせください。
ではまた。